花粉症の検査

花粉症の検査

花粉症の検査は、その鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状がアレルギー反応であることを証明することと、 アレルギーの原因となっているアレルゲンが花粉によるものなのか、もし花粉による症状なら、花粉の種類を特定することが重要な目的となっています。検査の手法を下記に示します。
●問診／主な症状、症状の現れる時期など、花粉症かどうかを判断するための情報を聞き取ります。
●鼻鏡検査／「鼻鏡」という、鼻の中を直接観察するための器具で粘膜の状態を観察する検査です。アレルギー性の炎症を起こしている粘膜には、うっ血や充血、むくみが見られます。
●鼻汁細胞検査／鼻汁を顕微鏡で調べ、アレルギー反応が起きている時に出る好酸球の有無を調べます。
●血液検査／血液中の好酸球やIgE抗体濃度を調べます。
●アレルゲン皮膚反応検査／アレルゲンエキスを接触させて、皮膚にどのような反応が出るかを調べます。皮膚を引っかいて調べるブリックテストと、皮膚内に注射する皮内テストがあります。